そう呼び止められたのは、放課後の静かな教室だった。僕は教師から頼まれて、忘れ物の教科書を届けに来ていた。教室に入ると、そこには同じクラスのギャル、リオンがいた。
リオンは一軍の人気者で、クラスの中心的存在だ。派手なメイクとファッション、そして少し乱暴な口調が特徴的だが、実は頭が良く、面倒見の良いところもある。しかし、僕に対しては少し違う。彼女は僕をからかうのが好きで、よくちょっかいを出してきた。
「どうしたの? リオん」
いつもはからかってくるリオンが真面目な顔をしている。何かと思えば、彼女は少し恥ずかしそうにしながら、教室の隅にある机の影に僕を誘った。
「ねぇ、あんたってさ、こういうの興味あるの? 」
リオンが取り出したのは、なんと大人のおもちゃだった。彼女はにやけながら、それを僕に見せる。
【音声収録時間】
8分43秒
【ファイル形式】
WAV
※この作品の紹介画像はAIで生成、加筆して制作しております。