【お気軽小説】熱中症のミスコン女王を助けて何もしなかったら怒りだし、同じシチュエーションでのエッチを要求された
【小説・ノベル】 主人公・風祭響は記録的酷暑の中、家に向かって歩いていた。南極や北極の氷が溶けるとペンギンたちはどうなるのだろうと考えながら。 すると、家のアパート前で女性が苦しそうに屈んでいた。様子を見ると熱中症の様だった。 響は女性に声を掛け、自分の家で涼んでいくように提案する。女性は不安に思いながらも提案を受け入れ、響の家のソファーに横になる。 「眠くなったら寝てもいい」という響の言葉を聞き、少し警戒心を持った女性は「寝たらいやらしいことをする」と響に向かって言ってしまう。 そこで響はビデオカメラをセットし、女性を安心させるのだった。女性はほどなく眠りにつき、数時間経った後に目覚める。 するとやはり自分の身に何かあったと思ってしまった女性は、改めて響に「いやらしいことをしましたよね?」と聞いてしまう。 響は否定しつつ、例のビデオカメラで録画した動画を女性に見せる。そこにはペンギンやシロクマのことを調べ、テンションの上がった響が映っていたのだった。 逆に女性はペンギンやシロクマよりも魅力がなかったと思い、怒って響の家を後にする。当の響はなぜ女性が怒っているのかわからなかったのだ。 ...