禁断のおとしもの〜つるぺたふぁいる〜
ついこの間の出来事。 町内会の集会で、誰かが置き忘れた古いカメラを町内会長から預かった。 「たぶん〇〇おじさんのだから、次会ったときに渡しておいて〜!と。 帰宅した俺は ’少しなら良いか’と、ちょっとした出来心でカメラの電源を入れてしまった。 そこには見てはいけない、写真が溢れかえっていた。 思い返してみれば、近所に住む彼女たちは口を揃えて同じような事を言っていた… 「知らないお兄さんとかね、〇〇おじさんがね、話を聞いてくれたお礼にって、お菓子を沢山くれたんだよ〜。何をしてたかわかんなかったけど、色んなことしてくれて気持ち良かったの!……あ、でも、このことは内緒だった!」 この辺りでは、「誘拐事件でも起きそうだよね…」そんな噂が回っていたが、 不思議と、そのような事件は一度も起きていなかった。 俺は、すぐに理解した… (彼女達が言う、何をしていたかわからないって…このことだったのか…。 それにこれは一体、誰のカメラなんだ…) 彼女達のそんな姿も想像していなかった俺だったが… 一度見始めると緊張感と興奮が止まらない… 知らない人についていってはいけないという掟を守らず、 誘惑に負けた彼女...