ボイス・ASMR

【あらすじ】 春の暖かな日差しが差し込む居酒屋でリカは大学の同級生のショウタと向かい合って座っていた。 ショウタは爽やかな笑顔でリカに話しかけている。 「リカ今日は付き合ってくれてありがとう。ちょっと相談したいことがあってさ」 ショウタは真面目な表情でそう言うと、グラスを傾けた。リカは少し緊張しながらも、優しい笑顔で応えた。 「え、相談って何？ 私にできることなら、もちろん力になるよ」 そう言ってリカがグラスを掲げると、ショウタはにこりと笑った。 「ありがとうリカは優しいな。実はさ最近ちょっと悩み事があって。聞いてもらえる？」 リカは好奇心に目を輝かせながらグラスを口元に運んだ。 その瞬間、彼女の瞳がトロンと潤んだように見えた。グラスを置きショウタは続けた。 「最近さ、どうも勉強やバイトが忙しくて女の子と全然遊べてないんだ。ちょっと欲求不満っていうか...」 リカは驚いたように目を見開いたが、すぐに恥ずかしそうに頬を染めた。 「ふふっ、ショウタくんも大変なんだね。でも私に相談してくれて嬉しいよ。何かお手伝いできることがあれば言うね」 そう言って微笑むリカ。その無防備な姿にショウタは密か...